
筋トレってダイエットに良かったんじゃなかった?痩せないんだけど。

筋トレの仕方が悪いのかな?筋トレダイエットでやせないりゆうが知りたい。
ダイエットを効率的に行いたいです。
しかし、効果があるとされている筋トレでもなぜか痩せないので心が折れそう…
筋トレでダイエットというのは、今のダイエットの流れであることは間違いないし、恐らく今後もこれがダイエットの主流を占めるだろう。
しかし、これだけ筋トレダイエットが流行っている中、意外と筋トレしているけど痩せない…という人は多い。
そこで、今回は筋トレしているのに痩せない原因と解決策をお話しよう。
この記事を書いた私は、2015年一人でパーソナルジムを開業し、2020年には直営店2店舗、FC店舗1店舗まで拡大した。(売却して現在プロニートだけど)
その中で2000名以上のクライアントをサポートしてきた経験がある。
筋トレで痩せない人へ!筋トレは適当でも痩せられる
筋トレでダイエットをしようとして、だけど中々痩せられない人の理由は100%筋トレじゃない。
むしろ、筋トレは40点?20点?くらいでも痩せることは十分できる。
ダイエットのセンターピンは筋トレではない。
なぜなら、筋トレダイエット以外の方法も世の中にある。
ということは筋トレは必須ではない。
ダイエットのセンターピンは【食事】だ。
世の中には、筋トレダイエットだけでなく、様々なダイエットがある。
ランニング+食事制限、置き換えダイエット、バナナダイエットなどなど世の中には、ダイエットは紹介しきれないくらい方法がある。
もちろん科学的に効果が立証されているものから、眉唾ものまで。
それぞれのダイエットで成功した人がいる。
だから、必ずしもダイエットには筋トレが必要なのではない。
筋トレも、もちろんダイエットを加速させる大きな要因だ。
しかし、要因の一つであって、痩せる原因ではない。
やはり、痩せるか否かは食事だ。
しかも、食事で摂取するカロリーが、消費されるカロリーより小さく無ければ痩せることは不可能だ。
ダイエットはカロリーの収支で決まるなら筋トレの意味は?
カロリー消費装置である“筋肉”を形成して、食事制限の負担を少なくすることができる。
筋肉は消費カロリーを増大させる。
このカロリー消費装置があるかどうかで、摂取できる食事が変わってくる。
一生涯、ダイエット生活は望まないだろう。
いずれダイエット生活は終わることになる。
ダイエットがうまくいくということは、体脂肪が体内から減少しているだろう。
しかしもう一つ大きく減少するものがある。
それが、筋肉だ。
だから、通常ダイエットが進行している時、終わった時というのは筋肉が減少している。
ということは、ダイエット以前よりもカロリー消費能力が落ちているということ。
ダイエット前よりも太りやすい環境に体があるということだ。
そうならないための筋トレである。
そう考えると、痩せられるか否かにはあまり筋トレは関係ない。
痩せられるかどうかは、やはりカロリー収支だ。
その後、快適に過ごしていくためや、ダイエット中に更に消費を促すための筋トレだ。
消費カロリーよりも摂取カロリーが大きい状態では、そもそも減りようがないので、まずそこからだ。
どんなダイエットでもまずは、カロリー収支で決まる。
摂取カロリー<消費カロリー
それができていない状態で、筋トレしてもランニングしても、バナナを食べても事態は一向に変わらない。
筋トレのテクニックを向上してもダイエットには微妙だよ
筋肉量を増やすことを主目的にしている場合は除く。
あくまで、体脂肪を体から減らしたい人は筋トレのテクニックを少々変えたってほとんど意味がない。
そんな細かいところを変えたところで体脂肪の増減には関与しない。
体脂肪の増減に関しては、やはり食事だ。
筋トレのテクニックはSNSやYouTubeなど検索しなくてもゴロゴロ出てくる。
しかし、それらは効率よく筋肉を発達させることであって、体脂肪を減らすことは第一ではない。
筋肉の発達=体脂肪の減少、ではない。
全く別だ。
ただそこに出演している人は、確かに体脂肪が少ない。
それは、筋肉を効率よく発達させることと、体脂肪を効率的に減らすことを別に行っているからだ。
筋肉を効率に発達させることと、体脂肪を効率的に落とすことを混同しているといつまでもダイエットが理解できない。
筋トレしながら痩せるためにすべきこと
食事テクニックを磨こう。
もちろんカロリー収支が、マイナスにならなければダイエットは成功しない。
しかし、効率的に体脂肪を落とすためには、それだけでは十分とは言えない。
カロリーを把握できれば、次に3大栄養素を理解しよう。
むしろ、筋トレしても痩せない、という人はカロリーと3大栄養素をしっかりマスターするだけでも十分ダイエットできると考えている。
3大栄養素を理解して痩せるためには
3大栄養素のカロリーと働きを覚えよう。
これが分かれば、カロリーでだけでなく、食べるべき物、反対にやめたほうが良いものが分かるので、自分でどんな食事を行えばいいのかわかるようになる。
外食の時に便利かも。
3大栄養素:タンパク質
カロリーはg当たり4㎉。
体の材料になる。
皮膚や筋肉など主成分はタンパク質だ。
しかも、このタンパク質は保存がきかない。
皮膚や筋肉は定期的にタンパク質を入れ替えをしているので、常時新たなタンパク質が求められている。
そこに、新たなタンパク質がなければ皮膚や筋肉はどんどん弱っていくことになる。
しかも筋肉はカロリー消費装置だ。
筋肉が小さくなるとその分、カロリー消費効果も小さくなる。
いくらタンパク質にもカロリーがあるとは言え、体を構成する材料、しかも体に蓄積できないとなれば摂取しなければいけない。
だから、ダイエット中でもこまめに摂取しなければいけない栄養素、それがタンパク質だ。
タンパク質を多く含む食材
肉・魚・卵(卵白)、大豆、乳製品(ホエイ、プロテインの原料)
3大栄養素:脂質
カロリーはg当たり9㎉。
体のエネルギー源(体を動かすためのいわば燃料のようなもの)で持久的にエネルギーを体に供給する。
生活でエネルギーとして使う以上にこの脂質を摂取すると、体に体脂肪として蓄積することになる。
それでも余分にあれば、排出される。
資質を多く含む食材、食品
ばら肉、もも肉、魚、揚げ物
3大栄養素:炭水化物
カロリーはg当たり4㎉。
ちなみにカロリーはタンパク質と同じ。
働きは、脂質と体のエネルギー源だが、脂質と違うのが瞬発的に体を動かすときに炭水化物は利用される。
その後、運動が継続されれば、徐々に脂質がメインのエネルギーになる。
必要以上に摂取すると、これも脂質と同じで体脂肪として蓄積される。
炭水化物を多く含む食材、食品
米、麦、砂糖、イモ類
3大栄養素をうまく利用する秘訣
タンパク質と脂質、炭水化物の2つを別で考えてコントロールすべき。
すべてにカロリーは存在するが、カロリーの数字以上に働きが違うから。
タンパク質に関しては、ダイエットだろうが、常に体に供給し続けなければいけない。
なぜなら、体の材料でしかも、多めに摂取しても保存できない。
一方、脂質や炭水化物は体のエネルギー源であり、余分に摂取されると体脂肪として体に保存される。
簡単に言うと、体脂肪の原因は、炭水化物・脂質の過剰摂取だ。
しかもこれらを体が一番栄養を吸収する夜に摂取すると尚更、過剰摂取になる。
痩せるかどうかは、夜にエネルギー源になるものを極力少なくして、タンパク質を中心に食事を構成すること。
だから、自炊の方がこれらをコントロールしやすいので、ダイエットの成功につながりやすい。
ここまで見ると、筋トレダイエットで痩せない理由は筋トレにに事が良くわかったと思う。
痩せるのは単純・簡単なことだが皆やらない
頭で理解できても、実行に移せないのが何とも難しいところ。
サラッと先ほども自炊すればコントロールは簡単、など書いたがそれが難しい。
また、ここには筋トレしながらダイエットを行っている人が多いと思うが、体の為に筋トレをしたほうが良いのは分かっていても継続どころか、始めることすらできない。
分かっているけどできない、したほうが良いことは理解しているが…このようなことは自分のみならず周りで聞いてことはないだろうか?
そして、したほうが良いけど中々できていないということは、間違いなく、やったら結果が出ることだ。
今回にしても、筋トレしても痩せないのは、筋トレに原因があるのではなく、食事特にカロリーと栄養素の管理にあるということを説明した。
そこで、やはり自炊が良いという結論になったわけだが。
ここで本当にこれまで痩せないことが悩みだった人が、自炊生活に切り替わると間違いなく結果が出る。
しかし、多くの人が実行に移すことができないでいる。
だから、実行に移せない、けど結果が欲しいのであれば、人の手を借りても良いのではないかと思う。
自炊ができない、けれど痩せたいのであれば、以前紹介したマッスルデリなど使って自炊と同じ効果を得ることができる。
頭の中でわかっていることは間違いなく成功への近道。
したほうが良いことは分かっているのであれば、習慣付けるか他人に頼る。
これで悩みは解決する。
少なくとも、今回の筋トレしても痩せないというのは解決できる。
ぜひ、カロリーと栄養素管理で痩せてダイエットを成功させてほしい。
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