
投資をこれから始めたい投資初心者におすすめの本が知りたい。

投資の仕組みや、始め方が分かりやすく書かれている本が欲しい。
はじめて投資するにあたり、何かと不安。
上手くお金を増やすことができればいいけど、あまり良くわからないリスクは取りたくない。
そのために投資の知識を付けたいです。
もう、貯蓄だけでは今後生きていけないことは、薄々気付いているのではないだろうか?
そこで今回、私プロニートも5年ぶりに投資の世界に帰るべく、投資初心者として初めから勉強している。
そこでかなり役立った、投資初心者が読むべき本をご紹介しよう。
実は、起業前に5万円分日本株を買って、売却してからその資金を資本金にした経緯がある。
しかし、それは相場が良かっただけで、投資、資産運用の知識に関しては初心者同然だ。
自分の会社を売却したお金で投資、資産運用に回して改めて勉強するために3冊の本を購入したので皆さんに紹介する。
プロニートおすすめの投資初心者が読むべき本
まず何より、投資は情報よりも基本的な知識が必要だと思ている。
なので、今回は上手く投資でお金を回して増やしている人から、まずは投資とはどんなものなのかということから、知識を得たいと思う。
これまで上手く投資を行ってきた人から、超・初心者に向けて解説している本がまずは読みやすく、今後も役に立つと思う。
今回紹介するのは、3人の投資家の著書だ。
▼一人目は、村上世彰さんの著書【いま君に伝えたいお金の話】
▼二人目は、与沢翼さんの著書【お金の真理】
▼三人目は、バフェット太郎さんの著書【バカでも稼げる米国株高配当投資】
とにかく、これから投資をしたい、投資で安全にお金を増やしたいという人には必読の書だと思っている。
この3人の著者は強烈じゃない?
この3人にだけでなく、結構プロの投資家は強烈な人が多い傾向にある。
投資家は、従業員でもなければ、経営者でもない、独特の視点から世の中を見ているからなのだと思う。
村上世彰さんはニッポン放送株の問題で世間を賑わせたし、与沢翼さんは「秒速で1億円稼ぐ」みたいな当時は超・怪しさしかない人で、実際に実業家としては日本で失敗しているものの、投資家として海外で成功している。
また、バフェット太郎って?という人も多いだろうが、サラリーマンと兼業で投資家をしており成功しているのだが、ただブログなど炎上しやすい(笑)
著書を読んでみるとわかる。
なぜこの3人の3著書が良いの?
投資の世界が分かりやすく解説してあるのと、具体的にどのように行動したらいいのかまで解説してあるから。
投資というのは、世の中(国や会社)にお金を渡して、そこから利益が出た分の一部をもらう。
これが資本主義経済の投資家の立ち位置だ。
これまで、従業員や経営者としてしか世の中を見てきた経験がない我々からすると少し特異な世界。
この世界をかみ砕いて分かりやすく、ギャンブルでなく投資として指南してくれる著書として有名な著書。
だから、これから投資を行うという人はこの3冊はしっかり読んだほうが良い。
それぞれの著書の特徴を紹介
著者の村上世彰さんは何歳から株式投資を行ったのか?
10歳の時にサッポロビールに株式を購入して以来、大学生の時にはそのお金が1億円を超えていたという。
ちなみに、村上世彰のお父さんも投資家だったという。
1億円の資産を持って大学卒業後に何をしたか、想像がつくだろうか?
官僚になった。
意外ではないだろうか?
官僚として経済を見て、その間も投資をし続けて40歳で退職して、ファンドを立ち上げた。
その後、ご存じの通りニッポン放送株取得の問題で「金を稼いでなにが悪い」の発言だけを切り取られて世の中の投資家・資産家のイメージを悪くして、村上さん自身も悪者として幕を引いた。
しかし、この著書を読むと投資家としてもだが、人としても180度村上さんの評価が変わる。
そして、投資とは何か、何に気を付ければいいのかまで勉強になる1冊。
これから投資家デビューするなら必読!
この人ほど、良くも悪くも人生の逆転を繰り返している人はいないのではないかと思う。
元々、実業家でそこから投資家になった人。
実業では商才を発揮して事業は拡大するものの、豪遊やムダ金を使いまくって失敗したというところまでは皆知っていると思う。
しかし、その後どうやって復活、どころか実業家時代より成功したのかはあまり知られていない。
与沢さんこそ、ビジネスの経験や知識、これまでの成功や失敗を生かして実業家から投資家に転身して財を成した人。
先ほどの村上さんとは対照的に生まれながらの投資家でなく、ここ6,7年で投資家になった人なので、これから投資家になる人には刺さる本。
この著書はどの銘柄が…とかよりも、どのような心構え・メンタルで投資家になるべきか(メンタルが崩れると、まっとうな判断ができなくなり失敗する)という失敗しないためのメソッドが詰まっている。
恐らく、この記事を見ている人の多くが、バフェット太郎さんと同じく、兼業投資家になろうとしているのではないだろうか?
この著書は、具体的な投資の仕方、銘柄やタイミングなど、初心者投資家が知りたいことは全て書かれている。
ただし、アメリカ株に関してだけだが。
なぜ、ここでアメリカ株しか取り扱わない書籍をいきなり初心者に紹介するのか?
一番は、アメリカ株が日本株よりよっぽど安全な資産で、かつ今後の成長が期待できるから。
ちなみに、経済が100年以上ずっと右肩上がりなのはアメリカ。
全世界の株式市場に関しても、日本株のシェアは約11%に対してアメリカは50%を超える。
これだけ世界全体ではアメリカにお金が流れ込んでいるのだ。
そこで、米国株の正しい投資としての買い方を指南してくれるとても良い書籍だ。
ただし、言葉使いはさすが炎上するだけあるなという感じ(笑)
投資を行うワケ
単純にお金を使って、お金を増やすためだ。
投資は、お金でお金を生ませる仕事だ。
ということは、そこに自分の労働も、他人を雇って労働させる必要もない。
だから、投資家・資本家が資本主義の頂点。
最も効率が良くお金を生み出す仕事が、実は投資なのだ。
従業員、自営業というのは、自分の時間と、自分の労力をお金に変換している。
経営者は、他人の時間と、他人の労力を駆使してお金に変換している。
一方、投資家は、国や経営者にお金を預けて、利益の一部を還元してもらっている。
だから、投資家はお金を渡して、お金を受け取り続けることで成り立っている。
しかし、この世の中どれか一つでしか稼いではいけない、なんてことはない。
従業員として、時間と労力を提供しながら、投資家として活動することはできる。
そして、原資が大きくなれば次第に投資家としての活動の割合を増やせばいい。
投資の年間利回り3%の場合、原資100万円なら、3万円の利益を受けとることになるが、原資1億円の場合300万円だ。
田舎なら、配当金だけでも暮らしていけるだろう。
まさに、お金がお金を生むマネーマシンづくりが投資だ。
とりあえず行動に移してみる
といっても、中々行動できない人も多いと思う。
何より怖い、損をしたくないという感情が先立っているのだろう。
では何をすればいいのか?
とりあえず、楽天証券(実際に私が使ってみて使いやすかったから)でも良いので、証券口座を開設すること。
口座開設は無料で出来る。
同時に、本日紹介した本三冊読んで、知識を身に付ける。
これだけだ。
それでも一歩踏み出せない?
損するのが怖いと思うのだが、損にも2種類ある。
実損と機会損失の2種類だ。
実損というのは、実際の損の事。
例えば、100万円が97万円になったら3万円の実損だ。
機会損失というのは、取れるべきものがあったのに、その取る機会を逸した損の事。
例えば、1年間で100万円が103万円になる投資の場合。
参加しなければ、3万円を得る機会を逃しているので、実質的に3万円失っていることと同じだ。
しかし、多くの人は同じ損失でも実損ばかりを気にして行動しない。
100万円をもっている人が100人いたとしよう。
そのうちあなた以外の99人が投資により1年後3万円受け取った。
しかし、あなたはそのまま100万円のまま保管しておいた。
あなたの100万円はたしかに減っていないが、他の全員が3%増しの103万円になって返ってきている。
損した気分にならないだろうか?
他の人は101万円の買い物をしても尚、2万円残る。
あなたは、101万円の買い物すらできない。
行動に移さないということは、行動したことによって得られた利益を逃して損している。
実損にしか目に行かないのは、自ら行動して機会損失をした人を見たことないからだろう。
いつも気付かず、機会損失している側なので実損ばかりを怖がる。
こう考えると、資本主義社会で格差が生じる理由も分からなくもない。
何と言っても資本主義の頂点は投資家・資本家だ。
ぜひまずは、知識を入れる、口座を開設するといった、少々の手間と少々のお金を自分に投資してみよう。
コメント