「起業するための知識を得るにはどこから?」
「起業するには何が必要なのか?」
起業を考えた時このような疑問を必ず抱く。
かつての私もそうだった。
業種・業態は各々違えど、ある程度決まった“型”というものがある。
これを無視して自己流で行うから中々、答えまでたどり着かないのだ。
今回は、2015年に一人で店舗ビジネスを起業して、直営2店舗、FC1店舗まで拡大した私が皆さんの、
“起業の手順・知識を知って起業したい!” “そして稼ぎたい!”
を実現するお手伝いできるよう解説した。
起業するには?必要な知識を得る方法

起業するのに必要な知識を得るのは実は簡単だ。実行に移す人が圧倒的に少ないだけ。
起業するには、アイデア、会社設立~利益を得るまでの知識が必要になってくるのだが、これらは、本、経験者から聞く、ネットで充分得られる。
具体例を以下で解説しよう。
起業のアイデア
月並みだが、起業アイデアは世の中にたくさん落ちている。
過去の記事で起業アイデアを探す具体的な方法、起業アイデア集を記載しているのでご参考に。
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アイデアを計画落とし込む“事業計画書作成”と資金調達
ここでつまづく人がかなり多い。しかしやり方がわかると意外と簡単。
多くの人が、起業するにあたって資金調達は、自己資金と金融機関の融資となるだろう。
そこで必要になるのが事業計画書なのだが、結局のところ事業計画書は自分と融資申し込みの金融機関しか見ないので金融機関の好む“型”に当てはめていけばいい。
この“型”がわかっていれば、事業計画書を書くのも、資金調達も簡単。
多くの人が金融機関目線無視で事業計画書を作成し始めるもしくは、何からすればいいのかわからないので手が動かない。
テンプレートもあるのでぜひ、参考に。
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会社設立の仕方
会社設立は税理士または司法書士に丸投げしたほうが良い。
会社登記までどんなに短くても2週間はかかる。
自分で行えないこともないが、わざわざ登記の仕方を調べてやるより税理士や司法書士に丸投げしたほうが手間がとられない。
慣れていないと、この作業で時間がとられて、会社設立するまでネットや電気、ガス、不動産など会社で契約できない。
税理士、司法書士の事務所によるが、会社設立後に顧問契約するなら手数料無料で会社設立を行っているところもあるので要問合せ。
ちなみに会社設立の実費は、約30万円+資本金(1円~でもOK)
経営の知識を得るには?
ひたすら、本、ネット、経験者から聞くこと。
経営の知識は、もちろん事前に知識を入れておくことに越したことはないが、実際に経営者になってみないと身に染みない。
だから、起業した後も常に、本、ネット、経験者からの話にはアンテナを張っておく必要がある。
具体例:
経営の知識を得るのに役立だったのは、以下の通り。
とりあえず下記の物は絶対に一度見ておいたほうが良い。
YouTube>> 経営コンサルタント島倉大輔
本>>経営者・起業家なら経営コンサルタント・石原明の本を一度読むべし
起業するには資格よりも売れる・喜ばれる経営の知識が必要

起業するには、資格よりも売れる・喜ばれる知識の方が重要。
資格はほぼ無意味。
国家資格必須のようなもの、例えば士業のようなものは別だが、必須ではない民間資格は、正直起業するにあたって必要ではない。
弁護士事務所を立ち上げたい、内科のクリニックを立ち上げたい、司法書士事務所を立ち上げたいというなら、必ず有資格者がいなければ認可が下りないので資格が必要になる。
有資格者を雇って、経営者は無資格でもいい場合もあるだろうが、辞められた時のリスクが大きすぎる。
だから、このような場合は、資格は必要であるといってもいいだろう。
一方、ネイルサロン、リラクゼーション、ネットショップ運営などは、民間資格はあれど、必須の国家資格があるわけではない。
これらの知識、技術はYouTubeで充分事足りる。
勉強するにしても、知識を仕入れたら、わざわざ受験して民間資格をとる必要はない。
それよりも、得た知識をどう生かせば売れるのかというマーケティングや、どうすればクライアントに喜ばれるかという方にシフトするほうがよっぽど儲かる。
かくいう私も、パーソナルジムを2店舗運営したが、私を含め従業員9名の中に誰もパーソナルトレーナーの民間資格をもっている人はいなかった。
パーソナルトレーナー業界には、民間資格のNESTやNSCAなどの超・巨大民間資格があるのだが、必須ではないし、クライアントからすれば、そんな聞きなれない資格の有無はどうでもいいことだった。
それよりも、しっかり親身に相談に乗ってクライアントの悩みを解決する技術の方がよっぽど民間資格よりも重要だった。
そして、自分のサービスを必要としているであろう人に、いかに届けるかというマーケティングの知識・スキルがないと、どんな難関資格を持っていたとしても誰もあなたから買ってくれない。
資格は信頼の証ではないのか?
対同業者同士ならそうだろうが、対クライアントでは全く資格は通用しない。
資格を持っていれば信頼されるは傲慢。
あなたは、同業者から信頼を得たいだろうか?それともクライアントから信頼を得たいだろうか?
どちらがあなたにお金を支払ってくれるのかを考えたらすぐに答えは出るだろう。
業界内で難関といわれている資格を持っていると、同業者からの信頼は厚いだろう。
しかし、クライアントはあなたの資格にお金を払っているわけでなく、提供されるサービス商品に対価を支払っている。
あなたが消費者になった時もそうではないだろうか?
資格がいらないパーソナルジムの例
あなたに体型の悩みがあったとしよう。
とあるパーソナルトレーナーは、NESTという業界最大手の民間資格を持っているが、集客が全くできずに顧客はほとんどいない。
なので、どこの誰なのか知られてもいないし、資格を持っていることはもちろん市場には知られていない。
そして接客は、資格取得時に覚えたことを、たんたんと行っているだけだ。
しかし、もう一方のパーソナルトレーナーは、資格はないが、ネットマーケティングに長けており集客は順調で、顧客もそれなりに獲得している。
そして親身に相談に乗ってくれることに定評がある。
どちらに信頼があり依頼したいだろうか?
資格が信頼なのであれば、前者ということになるが、果たしてそうだろうか?
だから、必須の国家資格は別だが、民間資格で信頼の証というのは、ただの傲慢なのだ。
クライアントは、常に資格でなく、商品、サービスに対価を払っていることを忘れてはいけない。
起業して稼ぐには

知識を得ながら、得た知識全てを実験的に行動し続けること。
起業に関しては、どんなに知識があっても、行動に移していかなければ何の結果も権威も得られない。
しかも、得た知識を全て実験的に試しながら行う。
だから、何をすればいいか?という疑問は生まれないはずだ。
得た知識の“すべて”実験的に行って、その結果を見て取捨選択を行うことになるからだ。
だから、何をするのか?でなく全てやろう。
例えば集客
チラシ、SNS広告、PPC広告、フリーペーパーなど、どれがいいかよく聞かれる。
答えは、全てだ。
ただし、全てに最初から全力投球してはいけない。
チラシは、まず1万部から、SNS広告は1日500円から、フリーペーパーは一番小さい枠から、といったようにまずは、全ての反応を見てから、一番反応が良かったものに投資するといった具合だ。
集客に限らず、起業に関しては全てこのように行うと、稼げるパターンが見えてくるだろう。
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