
治験募集はどこでされているのかな?

治験の参加を検討中だけどどこで探すのが良いのかな?
治験に興味はあるけど、不安もある。
安心して応募できる治験サイトはないのかな?
治験の参加は、初めてなら誰でも不安に思うのは治験あるあるなのではないだろうか。
そこで今回は、安心して治験に参加するための治験サイトとコツ、ということを中心にお話できればと思う。
この記事を書いた私は…
治験の募集案件が豊富なのは“コーメディカル”
治験の募集案件が豊富でおすすめの治験サイトは、コーメディカル
(もちろん、登録、応募は全て無料。そして治験モニターに登録しても実際に応募するか、参加するかは自由。)
一番大きな理由は、健康な人から、持病持ちの人が対象の治験の募集案件を揃えていること。
どのような案件があるのか?(2020年8月現在)
ざっくりで申し訳ないが…
- 更年期サプリモニター
- 50歳以上限定 眼科検診
- 爪白癬の治験
- 鼻炎モニター 通院3回 大阪
- 女性限定 宿泊 5泊×2回 東京 25~39歳
- 男性限定 2泊×2回 東京 20~39歳
- …etc.
まだまだたくさんあるが全て記載すると、長くなりすぎるので。
治験業界の大手なので、かなり多くの治験案件を揃えているので、治験を考えたら覗いてみればいい。
健康な人はもちろん多数案件があるが、糖尿病の人、花粉症の人…など治験の案件が少ない人も対象案件が結構あるので、参加できる可能性は大きい。
ただし…条件が!
コーメディカルの場合は、参加者の居住地域が限定されている。
治験の種類はかなり豊富なのだが、その分抱えてる案件は、地域を絞っている。
掲載している地域は、大きく関東と関西。
関東:東京、神奈川、埼玉、千葉
関西:大阪、兵庫
この地域限定の治験募集サイトと言ってもいい。
この地域外から参加できないの?
基本的にはできない。
多くの治験の案件は、コーメディカルに限らず参加者の居住地域まで指定されるから。
例えば、東京の治験で性別、年齢など参加条件が自分に合っていても、静岡に在住なら参加できない。
通常、治験の場所、身体状況、性別、年齢、通院or入院といったことは大きく記載されているが、実際の応募ページには、居住地域が限定されている。
まず、治験は健康診断(もちろん無料)を行って参加の可否を決めるのだが、これに参加するためには、身分を証明する必要がある。
なので、居住地域をごまかして参加することは不可能。
自分の居住地域が対象になっている治験の案内に応募したほうが良い。
ただし、治験は全国各地域で行われているので、必ずどの都道府県にも対象の治験の案件はある。
コーメディカル該当地域外の方は下記記事を参考に。
参加条件クリアでも治験に実際参加できる人は正直少ない
治験あるあるなのではないかと思う。
健康診断と人柄(⁈)で判断されるらしい。
多めに募集して治験を行う医療機関が、その後結構な人数を削っていく。
治験は大きく、以下の通りに進む。
治験サイトで参加したい治験に応募
↓
担当者から電話で確認と、治験の詳細な内容、そして簡単な質問がされる。
↓
上記をクリアしたら、健康診断の案内が来る。
↓
健康診断会場で、医師からの説明会と健康診断
↓
その日のうち、もしくは後日、治験に参加できるか否か連絡が来る。
↓
治験開始当日
↓
最終の健康診断で参加の可否と補欠が決まる。
↓
参加OKなら治験開始
という、流れで見てわかる通り、脱落ポイントが結構あるわけで。
もちろん自分で辞退もOKだ。
治験は人権をかなり尊重してくれる。
これだけ見ると、健康診断の中身だけで判断されてそうだが実際は違う。
健康診断時に渡される、資料には健康診断の条件に加えて、協力的な態度を求めると記載もあるし、実際人柄判断はされているらしい。
(履歴書や面接というものはないが、たぶん健康診断時の対応や説明を聞いている時の態度かも)
なので、実際私が参加した治験でも結構な人数が、絞られていったので、自分が参加したい治験はいくつか候補を挙げておこう。
ちなみに、はじめの治験応募は複数行っても可能。
ただ、実際に治験に参加すると、その後12週間は休薬期間として献血、他の治験には参加できない。
なので、一泊の治験でも20泊の治験でもこの条件は同じ。
もちろん支払われるお金は全く額が違うが…
なので、その後約3か月治験に参加できないことも見越して、案件を選ぼう。
一度限りというなら、別だが。
安心して治験に臨むために
安心して治験に臨むには、まず一番重要なことは、健康診断前、治験前に暴飲暴食をしない事。
そして、健康診断に参加することができたら、しっかり説明を聞くこと。
まず、健康診断前や治験開始前に暴飲暴食を行うと、参加できなくなる可能性もある。
これは、安心して治験に臨む以前の話になる。
これをクリアして、しっかり説明会の説明を聞いて、
- どんな治験なのか
- どのように治験生活を送るべきか
これらをしっかり理解して、参加すれば、治験への不安はなくなる。
そもそも、治験募集がなされる、治験案件はそれ以前に膨大な治験が繰り返されている。
どのようなことが起こりうるか、どのような生活をしてもらわなければならないのかというのはある程度答えは出ている。
実際、宿泊の治験なら、食事から睡眠まで管理されている。
なので、過度な不安はいらない。
しかし、これから自分が行うことを理解して、分からないことは、治験の担当者やスタッフに聞くということをすることが、安心して治験に参加するコツ。
ちなみに、治験に関する質問は治験参加時のみならず、健康診断前や治験参加前、治験参加中も常に受け付けてくれる窓口はあるので不安があればしっかり相談することだ。
これらを踏まえた上で、ぜひ治験に参加してほしい。
私はまた宿泊の治験に参加する予定。


追記:鹿児島、桜島と錦江湾の眺望 2020.8.7
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