【会社売却経験者が語る】会社売却、M&Aという選択肢

ビジネス

「会社売却ってどんなこと?」

「M&Aとかって聞くけど良くわからない。」

最近、会社売却やM&Aを耳にするが、なぜそのようなことを会社がするのかわからない。

このような方に向けて、今回は会社売却経験者の私が分かりやすく解説していきます。

会社売却やM&Aと聞くと、日本ではネガティブなイメージが先行する一方、欧米ではむしろ起業家は、会社売却、M&Aを目標にしているといいます。

では実際どうなのでしょうか。

この記事を書いた私は…

2015年に起業して、2020年にM&Aで会社を売却しました。

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会社売却、M&Aという選択肢

会社売却やM&Aというと、どのようなイメージがあるでしょうか?

実は、今日本ではこれまでにないほど、多くの起業家が会社売却、M&Aを検討している現実があります。

なぜ、このような流れになってきているのかというのは、EXIT(出口)を考えているからです。

会社という生き物の行きつく先は、大きく3つです。

それは…

  1. IPO(上場)
  2. 継承(他社継承、親族継承)
  3. 廃業(倒産、清算)

必ず、会社というのは、このいずれかに到着します。

もちろん、1年で廃業する会社もあれば、20年かけて上場するといったように、出口に至る期間はそれぞれですが。

また、zozoの前澤さんのように、IPOしてからさらに、ソフトバンクの孫さんに売却するという超・難関な出口を迎えたケースもあります。

そして、今日本でもこの中の継承、特に他社に継承する、いわゆる会社売却、M&Aという出口を選ぶ企業が増えています。

なぜ、EXIT(出口)を探すのか?

会社を継続して、儲け続ければいいじゃないか、そのような声も聞こえてきそうな気もします。

しかし、私も含めて最近の起業家は出口を早い段階から模索します。

なぜなのか?

それは出口、ゴールを設定しておかなければ、今何をすべきかブレるからです。

自分の会社が、3つのうちどれに向かっているのか?

先ほど申し上げた通り、会社の出口、ゴールは3つしかありません。

会社が永遠に存続することは不可能ということです。

必ず、3つのどれかに着地します。

どこに着地点を置くのかで、今すべきこと、向かう方向が大きく変わります。

ということは、着地点を定めないという行為は、どこに向かっているのか、何をすべきかわからないということになります。

となれば、3つのゴールのうちどこに着地するのかというのは大方、察しがつくのではないでしょうか。

なので、出口をはじめから決めて経営しているのです。

儲け続けて辞めればいいじゃないか?

そのために、M&Aという出口が設定されているのです。

というのも、経営者に得手・不得手があるからです。

起業する経営者というのは、基本的には0→1にすることが得意な人です。

逆に、1→100にすることは不得手な場合が多い。

というよりも、100にする段階で、大量の資本が必要で、大企業には勝てないです。

一方、大企業というのは、自分たちで0→1にするよりも、0→1のフェーズが完了している会社を買って、持ち前の大量の資本を注入して1→100にすることを得意としています。

起業家は、0→1の間で儲け続けて、大企業に会社売却して辞めているのです。

そのために、会社売却という道を選択します。

なぜ他の選択肢を選ばないのか

結論、会社売却・M&Aが多くの起業家にとって、最善かつ現実的な道だからです。

正直、起業家がハッピーエンドを迎えるには、この選択しかないとさえ思います。

3つのゴールのうち一番嫌な着地点は、どれでしょうか?

こう聞くと間違いなく【倒産】です。

ちなみに、このゴールを迎える企業が一番多いです。

なぜかといえば、先ほど申し上げた通り、ゴールを設定せずに経営すると必ずここに行きつくからです。

では、3つのゴールのうち一番ハッピーな着地点はどれでしょうか?

これも間違いなく【上場】でしょう。

しかし、【上場】というのはかなり非現実的です。

日本には企業が410万あるといわれています。

この中で、上場しているのはわずか3000社、日本の企業の0.07%です。

ここを目指すのが現実的でしょうか?

子供や親族に継承できる人間がいるか、といわれれば、日本の企業の多くが親族継承が難しい状況です。

…となれば、選択肢は一択。

他社に継承する、会社売却・M&A一択となるわけです。

そうして、自分が作った会社を売却して、売却益を得るといった選択をするのです。

よって会社売却、M&Aありきで起業する

これらの理由から、欧米をはじめ日本でも近年、この選択ありきで起業する企業が増えているのです。

なので、むしろ望んでそうしているということ。

ニュースなので、「●社が■社に会社売却した」、「△社が□社とM&Aした」をしたと聞くと、多くの日本人は「経営苦しかったのかな」などのネガティブなイメージを持つのは事実です。

これの根本は、「経営し続けて、儲け続ければいいのに」という考え方があるからでしょう。

会社を売却するということは、お金を出して買った企業がいるということ。

お金を出してまで、「苦しい」会社を買うでしょうか?

お金は基本的には「欲しい」ものに対して支払いますので。

そして起業家からすれば、「儲け続ける」のは不可能で、むしろそう考えてゴール設定しなければ、いずれ【廃業】が待ち受けていることを知っているからです。

起業して、他社から欲しいといってもらえる会社にする。

そして、売却して売却益を創業者として受け取る。

決して終わりなき旅に出ない。

500万円でつくった会社を、3年後、5年後に「1億円で売ってほしい」と言われたらどうしますか?

起業家が会社売却・M&Aするということは、まぁそういうことです。

M&Aや会社売却について他にもまとめてあるので、ぜひご参考に。

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