出会うべき時に、出会うべき本に出会い、人生を変える人はこの世の中に確実に存在する。
あなたは、まだたった一冊の本で人生が変わったことがないかもしれない。
そして、あなたに“その時”がいつ来るのか?
はっきり言って、あなたにも、もちろん私にもわからない。
これだけネット社会になっても未だに本が流通しているのは、求めている人がいるからだ。
そして必ず、あなたも一冊で人生が変わる体験をする時が来るだろう。
たった一冊で人生が変わる時というのは、得てして、その本に出合うべきタイミングが非常に重要だと考えている。
本の内容というのは、変わることはない。
しかし、あなたの“捉え方”は常に変わる。
人は、気付かないうちに、少しづつ価値観や経験値をためながら人生を歩んでいる。
今回、紹介する本も、必要なタイミング、身に染みて理解できるタイミングで、必ずあなたの人生を後押ししてくれる。
あなたには、「教育」という洗脳を受けた自覚はあるか?
著:堀江貴文
洗脳と聞いてまず何を、あなたは何を思い浮かべるだろうか?
新興宗教?自分とは程遠いもの?
実は、日本という国は、“洗脳”されることは義務化されている。
いわゆる教育を受けさせる義務。
教育と洗脳は違う?本当にそうだろうか?
人には、得手、不得手があることはあなたも認めるだろう。
人にはそれぞれ価値観があることをあなたも認めるだろう。
だが、学校教育は、全員が同じことを学び、同じようにできなければならない。
不得手なことも、一定の出来を求められる一方、自分が好きなこと、得意なことをもっと伸ばす機会も許されない。
汎用でなければいけないし、それが美徳とされてきた。
だから、今これを読んでいるあなたは、“汎用な人間になる機関”を卒業して、立派な汎用人間かもしれない。
まずそれを認めることから始まる。
産業革命は、汎用な人間こそ求められた
産業革命時代は、大資本家の元で働く多くの人間が必要だった。
しかも、ただ頭数の働き手としてでなく、“働き手としての最低限の質”を求められた。
この最低限の質が担保された働き手を、大資本家の元に送り出すためにシステム化された養成機関が、学校だ。
間違っても、この学校というのは、働き手を養う資本家としての教育は行うことはない。
あくまで、最低限の質を担保された働き手養成所だ。
もっとわかりやすい、義務教育が「洗脳」だという身近な例は、“貯金”だ。
今はどうかわからないが、ある年齢以上の方ならわかるだろう。
小学校のころ毎月、決まった日に、郵便局員が靴箱付近に机を並べて待機して、児童は親から渡された2000円が入った専用の封筒をその郵便局員に渡すあのイベントだ。
学校と郵便局が推し進めた積み立て貯金だ。
“貯金は美徳”が根本なのだが。
今思えば、ATMが町中にある中、なぜあんなことをしていたのか?
あれは、戦前の大日本帝国が戦費徴収のために、国民から強制貯金を行っていた名残なのだ。
しかし、みんな何の疑問も持たずに、“美徳”のもとお布施さながらに行っていた。
これが、洗脳でなく何だろうか?
義務教育という洗脳が生んだ固定概念を捨てることから
もちろん、汎用な人間になったほうが幸福を感じる人がいるのも確かだ。
そして、汎用な人間になることを目標に頑張り続けている人がいるのもまた事実。
これ自体は特に否定しない。
だが、そう望まずに汎用な人間になった場合は、まず義務教育で培った固定疑念を疑うことが、人生を変える第一歩といえる。
ホリエモンこと、堀江貴文さんは、この著書で他にも様々ないわゆる“常識”を否定している。
そして、ただ否定するのではなく、今後、どう生きていくのかということまで自身の考えを述べている。
これまで、義務教育という洗脳によって、知らず知らずのうちに汎用な人間となってきた我々からすると、少しばかり驚かされる内容があることも確かだ。
しかし、人生を変えるということは、これまで選択してこなかった選択肢を選択することが重要になってくるだろう。
“群れ”でいると人生は落ちこぼれるという事実を受け入れられるか?
学校、家庭教育では、
「たくさんお友達を作りましょう」
「みんなと仲良くしましょう」
と教わり、そして今なおその教えを守っていないだろうか?
社会人になっても、
「人脈は大事です。」
「人脈を広げよう。」
など聞いて、その教えを守っていないだろうか?
守った結果、満足して生活しているのであれば、それを否定するつもりはない。
幸福の道を見つけたのであれば、そのままでいいと思う。
しかし、どうだろ。
何かしら、変えなければ、人生はこの延長線上にしかない気がしているからこそ、このページにたどり着いたのではないだろうか?
なぜかこれらの“正しい”とされている教えを守った人ほど欲求不満であることが多い。
人は、群れを成す性質を持っているし、これまでの人類の歴史は、人が群れたからこそ国ができ、群れたからこそ、革命を成し遂げられた。
この事実については否定しない。
だが、現代はどうか?
群れなければ、かつてのように生きてはいけないのか?
答えは、NOだ。
むしろ、群れを形成し、従属することで、お金が減り、時間が奪われる。
そして、人の群れは大きくなればなるほど、各個人は弱くなる。
群れるのは雑魚キャラの専売特許
デューク東郷(ゴルゴ13)や範馬勇次郎(刃牙)が群れを成して戦う回を見たことがあるだろうか?
漫画の世界と侮るなかれ。
人は、本能的に強い=孤独、という図式はわかっているし、漫画の世界であっても妙に納得してみている。
間違っても、この強者が群れて戦うシーンを作ってしまえば、違和感しか感じなくなる。
反対に、北斗の拳の“ヒャッハー”している雑魚キャラ連中は揃いもそろって群れを成す。
間違って、一人で登場して、戦うシーンを作ってしまうと違和感しか感じなくなる。
現実世界でも同じだ。
強者と認識されている人はいつも孤独で、一人が似合う。
雑魚キャラと認識されている人は、群れがお似合いだ。
では、孤独だから強いのか?反対に強いから孤独なのか?
群れにどこか疑問を持っていれば、強者の要素がある
強者の正しい作り方は、群れに疑問を持ち、群れから離れ、ボコボコにされながら作られる。
これに耐え抜いた後は、自分、手下、敵しかいなくなる。
これが、もっともな強者のつくり方だ。
群れを離れると、時間ができる。スキルを磨く時間ができる。
これは後に武器になる。
一方、群れから出ない人生は、“参加する意味のない飲み会”や“定期的なよくわからない懇親会”に時間を使う。
そして、間違って強者にたてついてしまったら最後。
強者の武器で瞬殺される運命をたどる。
どちらも人生だ。
決定権はあなたにある。
ただ、一つ言えるのは、群れに疑問を持っているのであれば、強者になる要素があるということはお伝えしておこう。
強者として生きる人向けにおすすめの本だ
この本には、強者として人生を生きるエッセンスが詰まっている。
今後、強者としてシフトチェンジしていきたい方には必読の書といえよう。
人生を変える“意外”なおすすめの本まとめ
巷を賑わせいている、人生を変えるおすすめの本では、あまり紹介されていない本であることは認める。
だからこそチャンスではないだろうか?
知る人ぞ知る、この2冊の組み合わせ。
読んだ直後からあなたの人生が変わるかもしれない。
読んで1年後にこの本で得た知識が生かされるかもしれない。
どちらにせよ、この2冊には、これまで常識に雁字搦めにされてきた人の人生を変える力を持っていることは間違いない。ぜひ手に取ってほしい。
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