
筋肉痛がひどい!どうすればいい?

筋肉痛の時に、お風呂で温めれば和らぐ?
筋肉痛の治し方が知りたい!
筋トレ特に初心者のうちは、筋肉痛がつらいですよね。
余談ですが、筋トレ中級者くらいになると筋肉痛がないと不安になったりもするのですが。
そこで今回は、筋肉痛を治すのにお風呂に使って温めることはNGですよ、ということについて解説していきます。
この記事を書いた私は…
筋肉痛を治すためにお風呂につかるはNG
温めれば筋肉痛が和らぐと思っている方も結構多いようです。
しかし、筋肉痛を治そうとお風呂につかるのはやめたほうが良いです。
逆に筋肉痛が悪化する可能性があるからです。
そもそも筋肉痛とは?
筋肉痛は、言ってしまえば“急性の炎症”です。
炎症が起こっているときに、患部を温めると血流が良くなりすぎて、かえって炎症物質を患部に運んでしまうことになるからです。
例えば、どこか体をぶつけたとき腫れますよね?
その腫れた部位は、損傷して炎症を起こしている状態です。
そこには、血管が拡張して炎症物質であるヒスタミンなどが集結して、熱感や発赤が発生します。
筋肉痛も同じ。
筋トレで損傷した部位で同じことが起こります。
なので、筋肉痛は損傷した状態。
そこでさらに、温めて血管を拡張させて炎症物質が集まりやすい状況を作ってしまうと余計に炎症反応が広がってしまう。
だから、筋トレ後に筋肉痛がひどくてもお風呂で温めるということをしてはいけません。
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温湿布を使ったらダメってこと?
温湿布は大丈夫です。
というのも、温湿布は温めているわけではなく、温かく感じるだけだからです。
温湿布、冷湿布ともに温めたり、冷やしたりしているわけではありません。
湿布は、温・冷関係なく痛み止めの貼り薬です。
湿布で温かく感じる、冷たく感じるというのは付属的なもので、痛み止めを皮膚を通じて投与しているというのが本来の湿布の役割。
なので、筋肉痛の時に温湿布を使用してもOKです。
もちろん、冷湿布でも。
どちらにせよ痛み止めの貼り薬なので。
筋肉痛はこうすれば和らぐ
筋肉痛の一番の薬は【時間】そして【冷やすこと】
なぜなら、どんなに筋肉痛に良い処置をしても治るまでには、やはり24~96時間は必要です。
また、冷やすことで患部に炎症物質が運ばれにくくなるので、炎症反応は和らぎます。
先ほどもお話ししたとおり、筋肉痛は急性の炎症です。
どんな炎症も、やはり完治するまでには時間が必要です。
もちろん、湿布や飲み薬などの痛み止めで痛みを感じなくするor軽減することは可能でしょう。
しかし、痛みが少なくなったからと言って完全に炎症がそこからなくなったわけではありません。
痛みと炎症が完全に取り除かれるにはやはり時間が必要。
そして、冷やすことで炎症を起こしている部位の血管が縮小して炎症反応を抑えることは可能です。
しかし、これも軽減しているだけで、筋肉痛がなくなるというわけではないです。
筋肉痛の時にシャワーはOK?
シャワーは大丈夫です。
シャワー程度では、影響はほとんどないので。
なので、筋肉痛の時はシャワー程度で済ませて、あとは冷やすということに注力したほうが良いです。
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まとめ
- 筋肉痛の時は治そうとお風呂で温めるのは逆効果
- 温湿布、シャワーはOK
- 冷やすこと。ただし治るまでにはどんなに処置しても時間はかかる
筋肉痛は正直、慣れます。
というのも、人は同じ刺激(筋肉痛で感じる痛みも刺激です)を繰り返して受けると慣れます。
水風呂に長く浸かっていたら始めの時ほど冷たく感じなくなるのと同じ。
なので、筋トレの場数を踏めば、最初ほど苦痛でなくなるのは確かです。
実際、筋トレの歴が長くなればなるほど、筋肉痛が心地よくなる現象が起きます。
だから、筋肉痛がきついといって筋トレをあきらめるのはもったいないので、ぜひ筋トレは続けてくださいね。
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