- 事業計画書ってどう書けばいいの?
- どんな項目が必要なの?
- 融資の通りやすい事業計画書とは?
初めて起業・創業する方はほぼ、間違いなくここでまず足止めを食らうことになる。
大事なことは、審査する金融機関目線で事業計画書を作成することだ。
自分の書きたいことを書くのは、事業計画書ではない。
あくまで、その先の融資をうまく引き出すことが目的だ。
今回は、これまで2度大きな融資を個人で成功させた、私が、実際に融資の際に使用した【事業計画書のテンプレート】を添えて、皆さんのお悩みを解決しよう。
参考記事:失敗しない起業時の融資【無料相談を上手に活用】と合わせて読むと、融資までスムーズにいくだろう。
事業計画書の書き方とポイント

ポイントは、お金の使い道と利益を上げるための計画に焦点を当てる。
提出する先は、金融機関。
金融機関が一番知りたい情報を強調して伝える。
金融機関は事業計画書から何を知りたいのか?
Aさんの場合:事業内容やビジネスモデル、事業に関する思いを重点的に伝えてある事業計画書。
Bさんの場合:いつ、どのくらい利益が上がって、どのように返済するかに焦点を当てた事業計画書。
あなたがお金を貸す立場になったらどちらの事業計画書の方に貸したいだろうか?
しかも、返済は利息を付けて返し、しかもそれとは別に税金も支払わなければならない。
ということは、1,000万円貸して、1000万円返すような事業計画書ではいけないのだ。
だから、何にお金を使い、それをどう生かして、借りた元本に加え、利息まで返し続けてくれるのかを計画にしっかり盛り込み、安心して貸してもらえる環境を作るのが事業計画書の原則だ。
事業概要やビジネスモデルはいらないのか?
ビジネスモデルや事業概要は必要。
だが、素人にも分かるように簡潔に、作りこまないことが重要。
金融機関の融資担当者は、お金の流れを見ることには秀でているかもしれないが、ビジネスを立ち上げた経験はなく、銀行の従業員ということを忘れてはならない。
あなたが、フィットネスジム向けの顧客管理システムを開発し、それを販売する事業で企業しようとしたとする。
かなりニッチな分野である。
あなたにシステム開発のエンジニアとしての知識と、フィットネス分野の知識があったとしても、【システム開発×フィットネス】というのは、社会的にとてもニッチな分野で、システム開発の知識があるだけでも、フィットネスの知識があるだけでも、このようなビジネスを深く理解することはできない。
当たり前だが、目の前の金融機関の融資担当者は、どちらの専門家でもない。
あくまで、融資しても良いか、否かの判断をする人だ。
このような状況で、事業計画書にこのビジネスの全てを書けないし、仮に書けたとしても理解はされないだろう。
だから、簡素化する必要がある。
事業計画書にビジネスモデルや事業概要を記載するときは、
- 何を売るのか
- 誰に売るのか
- どのように売るのか?集客するのか?
- どのように作るのか?仕入れるのか?
このくらいを、ド素人にも理解できるようにしておく。
専門的に記載するよりも、理解されやすく記載する方が重要だ、ということを常に意識して、事業概要並びにビジネスモデルを記載すること。
事業計画書において、事業概要、ビジネスモデルは必要であるが、そこを重点的に、専門的に記載しても、それを見る銀行員には理解できないということは理解する。
わかりやすく、簡潔に書かれた事業概要、ビジネスモデルは必要だ。
事業計画書の必要項目のテンプレート

実際に私が創業時に使った事業計画書のテンプレートを参考にしてほしい。
実際に創業時に1200万円、事業拡大時に1000万円の融資が通った実績のある事業計画書であるから、大方どの業種で起業するにも使えるだろう。
事業計画書テンプレート
事業計画書
氏名 ○○ 太郎
(1)経歴
○○ 太郎(○○たろう) 昭和60年7月8日生まれ
平成 年 月 ○○県立 ○○高等学校普通科 卒業
平成 年 月 ○○大学 入学
平成 年 月 ○○ 卒業
平成 年 月 ○○免許取得
平成 年 月 株式会社○○ 入職
平成 年 月 株式会社〇〇 退職
- はじめに
~~~~~~~~~~~~~~~を開設・販売するため事業計画をした。
(2)事業計画の骨子
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~する事業である。
- 具体的事業内容
(具体的に)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~を提供する。料金体系は後記。
①○○とは?(具体的事業内容で記載された専門用語の解説)
○○とは、~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~である。
②■■とは?
■■とは、~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~を行うものである。
(3)創業の動機
今回、創業計画に至った動機は~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。
~~~~~~~~にアプローチでき社会的意義も大きい。以上のことから創業計画に至った。
(4)本事業における市場環境
現在、日本における○○産業の市場規模は約4000億円、全人口(1億2691万人)の約4%が何らかの~~~~~~というデータがある(経済産業省特定サービス産業実態調査報告書による)。1998年のデータと比べてみると、1998年は全人口(1億2560万人)に対して約2.3%であった。このことから17年前より○○産業は成長している。
しかしこの成長を牽引しているのは年齢別人口分布から考えて健康意識の高まる60歳代以降の人口が増えたためではないかと考える。
事実、2003年~2013年にかけて60歳代以降の年齢構成は19.0%から25.8%となっている。逆に減少傾向にあるのが20歳代以下と30歳代である。(20歳代以下22.4%→17.8%、30歳代24.3%→18.5%)。また10年間若干増加している世代は40~50歳代で常に業界の約40%弱を占めている。
本事業の予定している場所は○○駅前で、一階スケルトン仕様の40坪のテナント。
○○駅は、一日平均約34684人の乗降がある○○県では最大の駅である。またこの1km圏内は世帯数18685世帯、人口総数32927人、2km圏内に至っては人口総数104444人と○○市の総人口の約6分の1が居住している。
本事業所は駐車場を有していないので、商圏を駅より1km圏内を主として考えるとする。この圏内は前述のとおり人口総数32927人であるが、昼間人口は47906人となっており、全産業事業所数は3440件である。
また、65歳以上人口6418人に対して15~64歳人口は22015人(0~14歳人口は3407人)であり、○○県の年齢別人口分布と比べてもほぼ真逆の人口構成をしている。ターゲット層の人口は昼間人口47906-(65歳以上人口6418+0~14歳人口3407)で38081人となる。
よって、この商圏で現役世代に向けたサービスを提供するには○○県では他に例を見ないほどの好条件である。
周辺の同業他社には大型店1店、小型店2店がある。
大型店においては立地においては劣るもののコンセプトの違いにより差別化をはかる。
他の2店においてはコンセプトに共通するものがあるものの、立地、料金システムの違いを打ち出し対抗していく。
(5)事業のセールスポイント
・立地
・サービスの質・安全性
・営業時間および料金体制
事業所も(4)で述べたとおり駅近くで、なおかつ市電沿線通りで分かりやすい場所に立地している。
営業時間もJR最終便にあわせて23時まで営業する。
これは、個々の生活様式・経済状況も様々で、目標・目的も異なる為である。これにより一層顧客の生活に合わせたアプローチが可能になる。
以上のことから~~~~~~~~~~ことがセールスポイントである。
(6)広告および集客戦略
集客における費用はできるだけ抑えたいところ。本事業で広告、集客で有効と考えているものは、
①立地
②知人による口コミ
③SNSを活用し、拡散させる。
④チラシの配布
⑤紹介キャッシュバック制度
⑥周辺企業への告知、営業
⑦無料体験の実施
である。
まず、①については、市電沿線の大通り、一階のスケルトン物件ということで、交通量、通行人も多く、店そのものの存在が広告になる。
②、③については、内覧会・プレオープン前に告知しておき、協力を仰ぐ、これらは費用がかからず、③については不特定ではあるが、拡散しやすく多くの人の目に留まることとなる。
④は、知人が代表取締役をつとめている会社にて、市場価格より安価に製作できる。チラシ配布は、費用・時間を費やすが、配布場所、時間帯によってターゲットを絞って配布することができ効率的で、仮に100人の会員を目標としたとき、ターゲット層の人口は前述のとおり38081人でおよそ380人に1人が会員になる。このとき、¥15000で2000枚配布すると2000÷380でおよそ5人が会員になる計算である。金銭的コストだけで考えると1人あたりおよそ¥3000になる。
具体的方法としては、主な顧客ターゲットは駅周辺およそ1kmで働く現役世代および周辺住民、駅利用者である。これより、配布する時間を出勤時間に駅出入り口、または都電停近くで行えば配布した人は帰宅時また駅および電停を利用する可能性が高く興味を引けば来店の可能性も高い。そして駅テナント、周辺事業所の特徴として毎週水曜日に何らかのキャンペーンを行っている事業所が多く、水曜日昼時間帯に行えば毎週定期的に駅周辺事業所を利用する顧客獲得の可能性もある。
ネットリサーチでは、~~~~~~~を利用する前において最も重要視することは?という問いに対して、半数近くが料金と答えているという。
利用する前の一番の関心事はいくらか?ということである。だから~~~~に興味を持っても最初に「高い」という印象を持たれただけで、一度も店内に足を運ぶことがなくなってしまう可能性が高い。
⑤は多くの口コミを増やすきっかけ作りである。
⑥は法人の顧客獲得のため。またパンフレットを置かせていただけないか交渉する。
⑦は常時行う。
ポスター掲示、フリーペーパーなどの広告を行わない理由としてポスター掲示は商圏内に掲示でき、不特定多数の目に入り、時間の消費もないが、駅周辺は人の動きも激しく、ターゲットとなる層に確実に認知してもらえるかは疑問である。多くの人に確実に認知されるにはそれなりの面積、またデザインの必要性がでてくるので、現在の予算上で行うには費用対効率には見合わないと判断したため。
フリーペーパーも時間の消費も少なく、広域にわたって広告できるが、本事業所予定地は駐車場がなく、遠方から顧客になる可能性が低いため広域にわたっての広告の必要はない。また週刊フリーペーパーを発行している編集者のアンケートによると読者のおよそ8割が30~40代主婦となっており二次的な効果は予測できるが効率的にターゲット層に訴えられない。そして一刊掲載するにあたり¥70000~で一週間の掲載であるから、これも費用対効果は薄く本事業に効果的な広告媒体ではないと判断したため。
(7)料金体系案(販売価格)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(8)初期投資・運転資金計画
①自己資金
・郵便貯金\~~~~~
・退職金\~~~~~~
・米国ドル$~~~~(2015年3月31日1$=\119.95手数引後¥~~~~)
・上場株式 東京3048~~~¥1250 100株
東京5816~~~~~¥448 100株
以上、2015年4月1日売却
余力金¥~~~~~
合計¥~~~~~~(2015年4月1日税・手数料引き後)
・普通預金¥~~~~~~~
自己資金 計)¥~~~~~~
②設備資金¥~~~~~(いくら必要なのかを記載)
1テナント 初期費用 \~~~~
2内、外装 \~~~~~
3~~~に使用する器具 合計 \~~~~ 以下、内訳
・○○×3¥~~~ ・○○×5¥~~~
・○○¥~~~~ ・○○¥~~~~~
4備品 合計 \~~~~~ 以下、内訳
・タブレット端末¥99144 ・固定電話¥15000
・受付台¥95000 ・ロッカー¥300000
・ブラックボード¥1500 ・蛍光ペン¥1000
・音響¥70000 ・掃除用具¥25000
・記入用紙¥1000 ・消毒アルコールビン¥300
・靴箱¥1000 ・トイレ備品¥5000
・領収書¥400 ・プリンター¥9374
・時計¥7000 ・消毒アルコール¥3000
・タイマー×4¥500
・傘立て¥1000 ・プリンター用紙¥400
・ハンガー¥1500 ・ハンガーラック¥400
・テーブル×2¥16000 ・椅子×4¥16000
・インク¥5000 ・会計ソフト¥75000
・レジスター¥40000 ・空気清浄機¥60000
5インターネット工事・初期費用 \6000
6広告 \230000
・看板 ¥~~~ ・名刺 ¥~~~・パンフレット¥~~~~・ロゴデザイン料 ¥~~~~~
③運転資金(3ヶ月)¥~~~~~~
①テナント家賃 \~~~~(~~~~×3)
②電気 \~~~~~(~~~~×3)
③ガス \~~~~~(~~~~~×3)
④水道 \~~~~~~(~~~~×3)
⑤ウォーターサーバー\~~~~(~~~×3)
⑥通信費 \~~~~
・固定電話、インターネット\~~~~×3
⑦保険 ¥~~~~(~~~×3)
⑧人件費 (社会保険料込み) ¥~~~~(~~~×3)
⑨雑費・消耗品 \~~~~(~~~~×3)
⑩広告 ¥~~~(チラシ2000枚)
設備・運転資金合計¥~~~~
(9)損益計画(別紙)
*人当たり¥~~~/月として計算。
*会員数により増減が予測される、ガス・水道・ウォーターサーバー・消耗品は一人当たり、ガス:¥250、水道:¥170、ウォーターサーバー:20人で1本¥1300、消耗品:¥140とした。電気代は夏期を基準とし、一月あたり¥35000と設定。(エアコンは4馬力×2台=6kw、また低圧電動1kw一日当たり12円とし営業時間12時間)
*定休日は週1日
*人件費は混雑が予想される夕方以降4時間、時給¥~~~、21日出勤で計算。
*広告は3ヵ月に一度チラシ配布を行い、一度に¥~~~~とし、それを均等割りした。(¥~~~/月)
*オープン予定は 年 月中旬を予定しているので、当月の入会金を除いた売上、人件費、電気、ガス、水道、ウォーターサーバー、消耗品は50%減で計算。
*(単位:千円)
(10)事業の課題と克服
本事業の課題は
・事業の特性上初期費用が大きい。
→~~~機器を選定し、ネット販売店から仕入れ、従来の価格のおよそ10分の1に抑えた。費用のかかる広告はターゲットを絞り効率的に行う。
・~~~~等エンターテイメント性に欠ける。
→提供できるサービスを絞り、専門性を顧客に打ち出し差別化として告知する。
(11)事業の今後の展望および将来目標
一年目のテーマを「認知」「集客」とし、事業所の所在、サービス内容を認知させ集客する。必要に応じてはインターネットサイトの開設も視野にいれる。
二年目は一年目に続き「集客」はもちろんのこと、顧客の「固定」をテーマにする。顧客に対し運動の必要性、またそれによって得られる効果を啓蒙、実感することによって、退会率および低頻度利用会員の減少をめざす。
三年目は「固定客の増加」をテーマとし、常時100~110人の顧客数維持(ターゲット層の人口のおよそ0.003%)
三年後以降は駐車場を確保し、商圏の拡大を図り、五年後を目標に、~~~~~健康・美容を一括する施設を目標とする。
別紙
初年度(単位:千円) | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | H28/1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 |
顧客数(人) | 25 | 35 | 45 | 51 | 56 | 58 | 60 | 62 | 64 | 71 | 76 | 81 |
新規顧客(人) | 25 | 10 | 10 | 8 | 7 | 5 | 5 | 5 | 5 | 8 | 8 | 8 |
①売上 | 337.5 | 345 | 415 | 437 | 462 | 456 | 470 | 484 | 498 | 577 | 612 | 647 |
家賃 | 110 | 110 | 110 | 110 | 110 | 110 | 110 | 110 | 110 | 110 | 110 | 110 |
通信費 | 7 | 7 | 7 | 7 | 7 | 7 | 7 | 7 | 7 | 7 | 7 | 7 |
保険 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 |
人件費 | 30 | 60 | 60 | 60 | 60 | 60 | 60 | 60 | 60 | 60 | 60 | 60 |
電気 | 17.5 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 |
ガス | 3.2 | 8.8 | 11.3 | 12.8 | 14.0 | 14.5 | 15.0 | 15.5 | 16.0 | 17.8 | 19.0 | 20.3 |
水道 | 2.2 | 6.0 | 7.7 | 8.7 | 9.5 | 9.9 | 10.2 | 10.5 | 10.9 | 12.1 | 12.9 | 13.8 |
ウォーターサーバー | 1.3 | 2.6 | 2.6 | 2.6 | 2.6 | 2.6 | 3.9 | 3.9 | 3.9 | 3・9 | 3.9 | 5.2 |
広告費 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 |
消耗品 | 1.8 | 4.9 | 6.30 | 7.14 | 7.84 | 8.12 | 8.40 | 8.68 | 8.96 | 9.94 | 10.64 | 11.34 |
減価償却費 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 |
②経費合計 | 193 | 254.2 | 259.8 | 263.16 | 265.96 | 267.08 | 269.5 | 270.62 | 271.74 | 271.76 | 278.46 | 282.56 |
③借入金返済 | 140 | 140 | 140 | 140 | 140 | 140 | 140 | 140 | 140 | 140 | 140 | 140 |
④利益 ①-(②+③) | 4.5 | -49.2 | 15.2 | 33.84 | 56.04 | 48.92 | 60.5 | 73.38 | 86.26 | 165.24 | 193.54 | 224.44 |
二年後 | |
会員数(人) | 93 |
①売上 | 691 |
家賃 | 110 |
通信 | 7 |
保険 | 10 |
人件費 | 60 |
電気 | 35 |
ガス | 2.4 |
水道 | 1.6 |
ウォーターサーバー | 6.5 |
広告費 | 5 |
消耗品 | 1.3 |
減価償却費 | 5 |
②経費合計 | 243.8 |
③借入金返済 | 140 |
④利益①-(②+③) | 307.2 |
三年後 | |
会員数(人) | 102 |
①売上 | 744 |
家賃 | 110 |
通信 | 7 |
保険 | 10 |
人件費 | 60 |
電気 | 35 |
ガス | 2.6 |
水道 | 1.8 |
ウォーターサーバー | 7.8 |
広告費 | 5 |
消耗品 | 1.5 |
減価償却費 | 5 |
②経費合計 | 245.7 |
③借入金返済 | 140 |
④利益①-(②+③) | 358.3 |
融資を受けることのできる事業計画書と注意点
数字が具体的である事業計画書が融資を受けられる。
しっかり利息を上乗せして返済してもらえるのかという視点も重要だが、それ以上に銀行員は、ビジネスのプロではないので、数字でしか事業を客観的に判断できないから。
何にお金を使い、いつどれだけの利益が出るのか?そして、その内容が実現可能な計画なのか?
この視点で融資の可否が決まることを忘れてはならない。
数字の予測が立てられないときは?
初めて事業計画書に手を付けるときは大抵うまくいかないもので、審査対象外になることも多い。だから、起業・創業する人向けの公的機関の無料相談サービスを利用すればいい。
参考記事
多くの成功例、失敗例を見てきた専門の公的機関に相談したほうが、うまくいくし、私も初めは、地域の公的機関を利用して上手く融資までいけた。
無料で相談が受けられる機関
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