事業計画書の書き方と書くべき項目【事業計画書テンプレート】

ビジネス

事業計画書ってどう書けばいいのかわからない。

事業計画書はどんなこと書けばいいの?

融資の審査に通ってビジネスを始めたい。そしてビジネスを成功させたい。

まず起業するときに、融資を検討するとほぼ、間違いなくこのような疑問が湧いてくる。

ただ、事業計画書には“正解の型”というものがある。

今回は、事業計画書の書き方をテンプレート添えて、正解の型をお伝えしよう。

この記事を書いた私は、2015年一人で起業して、自己資金200万円で1,200万円の創業融資をうけた。その3年後も事業拡大で1,000万円を融資で調達した。いずれも無担保だ。

是非、これから起業する人に参考にしてほしい。

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事業計画書の書き方と書くべき項目

事業計画書には必要項目がある。

何も付き合いのない、初対面の金融機関の融資担当にお金を借りる約束をするのが起業時の融資。

通常の社会生活では、初対面の人間にいきなりお金を貸してほしいなんてコミュニケーションはないだろう。

だから、その壁を取り払うための事業計画書であり、そこには相手が知りたい情報を分かりやすく書き込む必要がある。

私が書いた事業計画書の項目

  1. 経歴
  2. はじめに
  3. 事業の骨子
  4. 具体的事業内容
  5. 創業の動機
  6. 本事業における市場環境
  7. 事業のセールスポイント
  8. 広告および集客戦略
  9. 料金体系
  10. 初期投資・運転資金計画
  11. 損益計画(別紙で初年度毎月の計画と3、5年後までの計画)
  12. 事業の課題と克服
  13. 事業の今後の展望および将来目標

この項目を全て埋めていくと、大抵の創業融資は通過する。

何を書いていいかわからないという人は、まずこの項目を書こう。

初期投資・運転資金計画はどう書けばいい?

初期投資に関しては、ペン1本まで購入するべきものは記載する。

また、運転資金計画は11.損益計画を書いてから後で書き足して大丈夫。

とにかく、1円単位まで記載する。

また、価格のわからないものは、ネットで参考価格を書けばいい。

運転資金計画は3~6カ月分の記載が必要になるが、必要経費の項目と金額を11.損益計画書で書き出してから、運転資金計画に書き足すと書きやすい。

初期投資・運転資金の書き方の例

【初期投資】

初期投資合計~円

  • コピー機~円
  • 電話機~円
  • A4用紙500枚~円
  • トイレ洗剤~円
  • トイレブラシ~円
  • ホッチキス~円
  • ホッチキス芯~円
  • …etc

【運転資金】

運転資金3カ月合計~円

  • 敷金~円
  • 前家賃~円
  • 家賃~円
  • 電気代~円
  • 水道代~円
  • ガス代~円
  • ネット広告費~円
  • チラシ折込~円
  • 人件費~円
  • 社会保険料~円
  • …etc

1か月目合計~円

  • 家賃~円
  • 電気代~円
  • 水道代~円
  • ガス代~円
  • ネット広告費~円
  • 人件費~円
  • 社会保険料~円
  • …etc

2か月目合計~円

  • 家賃~円
  • 電気代~円
  • 水道代~円
  • チラシ折込~円
  • ネット広告費~円
  • 人件費~円
  • 社会保険料~円
  • 備品~円
  • …etc

3か目合計~円

運転資金の各項目で金額の検討が付かない項目(例えば電気代)があれば、【業種+電気代】で検索するとおおよその金額がわかる。

損益計算書の書き方がわからない…

まずは運転資金同様、毎月出ていく経費の項目と金額を確定させる。

その後、売上を確定させる。(あくまで実現可能な予測)

また、これらを開業月から毎月分、開業~12カ月後まで記載する。

その後は、開業から3年後、5年後の損益計画を1か月分記載する。

【売上】ー【経費】で損益を計算して利益が出る計画であることを記載する。

特に、開業後12カ月でいつ黒字化するのか金融機関は知りたいところ。

後は、ひと月分で良いので、3年後、5年後に売上、経費がどのようになっているかの記載もあればなお良い。

損益計画書の書き方の例

1か月目

売上~円

  • 単価~円
  • 個数~円

経費~円

  • 家賃~円
  • 電気代~円
  • 水道代~円
  • ガス代~円
  • 広告費~円
  • 人件費~円
  • 社会保険料~円
  • 備品~円
  • …etc

損益~円

2か月目

売上~円

  • 単価~円
  • 個数~円

経費~円

  • 家賃~円
  • 電気代~円
  • 水道代~円
  • ガス代~円
  • 広告費~円
  • 人件費~円
  • 社会保険料~円
  • 備品~円
  • …etc

損益~円

3か月目

売上~円

  • 単価~円
  • 個数~円

経費~円

  • 家賃~円
  • 電気代~円
  • 水道代~円
  • ガス代~円
  • 広告費~円
  • 人件費~円
  • 社会保険料~円
  • 備品~円
  • …etc

損益~円

このように、この続きを12カ月後まで記載する。

Excelで記載すると計算が楽になるので、実際はExcelでの記載を推奨する。

事業計画書を書くポイントとコツ

各項目ともに【結論】→【根拠、理由】→【具体例】→【結論】の順番で記載する。

この順番で各項目記載すると読みやすい事業計画書になるから。

事業計画書の書き方・テンプレート

  • 経歴

→履歴書の学歴、職歴をそのまま書けばよい

  • はじめに

→結論)~を販売する会社設立の計画を立案した。

  • 事業の骨子

→結論)~町にて~を、~をモットーに女性向けに販売を行う。

  • 具体的事業内容

→結論)~町にて~の販売を行う。

→理由、根拠)~町の約4割は若年女性が居住しており、~の需要も年々高まっていることから商機があると考えたから。

→具体例)~の販売においてSNSは非常に親和性が高く、若年女性に人気である。若年女性の利用頻度の高いSNS、特にInstagramの投稿や広告を行って認知度をさらに高め、~町の女性の購買機会が得られる。

→結論)よって、~町にて今回~の販売を行う計画に至った。

  • 創業の動機

→結論)~の販売の経験が~年あり、今後さらに需要が加速することが見込まれるので今回創業するに至った。

→理由、根拠)今後~町の人口は、更に増加することが見込まれ、また~を~年販売した経験と相乗効果が見込まれる。

→具体例)~町には今後5年で200戸のマンションの建設が3棟すでにある。しかも~市によると~町は再開発地区の対象となっており、再開発後は今の人口の12%増となることが見込まれており、それに伴い、~を販売するにあたって対象となる若年女性も増加することが見込まれている。

→結論)このように自身の経験や外的要因を鑑み、今回創業するに至った。

  • 本事業における市場環境

→結論)~の需要は今後さらに増加し、~の販売も増加する。

→理由、根拠)経済産業省の予測だと、今後5年で、~の需要は20兆円規模で拡大すると見込まれているから。また~町においても同様に需要の増加が見込まれるにも関わらず競合店舗は今のところ存在しない。

→具体例)~の市場規模は2010年では~兆円、2015年は~兆円、2020年は~兆円が見込まれている。これは若年女性の健康意識の高まりを示しており、更に今後、この需要は加速する。また、~町も例外なく、それに追随する動きになることは明らかである。

→結論)~に対する需要は、更に高まり~町で~を販売することに対して十分に商機はあると考えられる。

  • 事業のセールスポイント

→ここは箇条書きで良い

  • 広告および集客戦略

→結論)SNS投稿、広告とチラシの折り込みを行う。

→理由、根拠)~は、若年女性に需要があるので、若年女性の利用頻度の高いSNSの投稿、広告を出稿する。また、SNS利用を行っていない層に向けてチラシの折り込みを行うことで、~町の女性へ~のにんちが高まると考えられるから。

→具体例)Instagramは若年女性の利用頻度が高いのでSNSはこちらを中心に利用する。またチラシの折り込みは、女性に人気のフリーペーパーの~に折り込みを考えている。

→結論)このようにSNS,チラシの折り込みを行えば、~町において~の認知は十分に高まり、購買につながる。

  • 料金体系

→ここは箇条書きで良い。

  • 初期投資・運転資金計画

→前項の通り。

  • 損益計画(別紙で初年度毎月の計画と3、5年後までの計画)

→前項の通り。

  • 事業の課題と克服

→結論)今後、近隣に競合店舗の出店も予測されるので差別化を図る必要がある。

→理由、根拠)~の需要は今後ますます高まることから、~町においても競合店舗の出店も十分予測され差別化を図りながら、認知と選択を見込み客にしてもらわなければならないから。

→具体例)~の販売実績、経験が~年あり、全国屈指であることを謳って質の高さで、差別化を図る。

→結論)近隣に競合店舗ができることは十分に予測されるが、質の高さで差別化を図ることで解決する。

  • 事業の今後の展望および将来目標

→結論)店舗を増加することが今後の本事業の展望である。

→理由、根拠)5年後にはさらに需要が増加することが見込まれているので、需要に応えるべく、店舗展開で供給対応を行う必要があるから。

具体例)~町の近隣の~町も今後、同様に人口が増加することが見込まれているので、~町に6年後に店舗展開を行う。また近隣に2店舗同ブランドの店舗があるので、相乗効果も予測できる。

→結論)以上の事から、6年後に~町に店舗展開を行うことが本事業の展望である。

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今回、かなり簡略化して事業計画書の具体例を示したがこのような内容で、これに沿って書いていけばとりあえず間違いはない。

特に重点的に記載する部分は?

事業計画書の最重要部分は、“お金”に関する部分だが、それに加えて具体的事業内容は、より詳細に記載することをおすすめする。

なぜなら、事業計画書を見る金融機関の融資担当は、各事業について精通しているわけでないので、全くその業界を知らない人にも伝わるように書かなければ、何の事業か伝わらないから。

例えば、飲食店であっても、どのようなメニューを看板にするのかや、どのような仕入れルートがあるなど、事業が可視化できるかのように記載する。

このような理由から、具体的事業内容の項目は詳細に記載したほうが良い。

融資の審査を通過させるには秘訣がある

融資の審査を通過するには、事業計画書の内容以外にコツがある。

事業計画書の内容だけで審査が通ることはない。

審査の通らない事業計画書ほど意味がないと思う。

金融機関は、その事業計画書に妥当性があるのか、第三者の視点が欲しい。

またそれがあれば、金融機関側も安心するから。

融資の審査を通過するには、まず事業計画書がしっかり書かれているかは重要。

しかし、もっと重要なのは、その計画書に妥当性があるのか、特にお金の計画の部分をものすごく重要視する傾向がある。

これに対応するために、税理士の“お墨付き”があればかなりの確率で融資の審査は通過できる。

事業計画書をしっかり記載しているにも関わらず、審査に通過しない人を多く見てきた。

その人たちには、お墨付きが足りないのだ。

金融機関の立場になってみたらわかる通り、面識もない“経営未経験者”のみの意見を鵜呑みにするはずはないだろう。

  • 事業計画書の内容
  • 税理士のお墨付き

これを兼ね備えれば安心だ。

事業計画書を融資の審査に通すための記事を以前書いているので、今回の事業計画書の書き方と合わせてぜひ参考にしてほしい。

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