事業者にとって2020年は消費増税の影響に、新型コロナウイルスに…スタートから大変。
こんな時に心配なのが、キャッシュがショートしてしまうのではないかということ。
月末には給与支払いに、社会保険の支払いが…しかし売掛金の入金がまだ先…
そんな問題を解決してくれるのが、資金を調達できる“ファクタリング”だ。
つなぎ資金を、銀行借り入れよりも早く調達でき、中には即日入金できる会社もあるので資金繰りが楽になり難局を乗り越えることができる。
今回は、数あるファクタリング会社の中から、選び方とおすすめのファクタリング会社をご紹介。
適切にファクタリング会社を利用し、資金繰り難を乗り越えよう。
ファクタリングとは?
取引で発生した売掛金を債権として売却し、現金化すること。
貸付ではなく、売掛金の売買であるというところがポイントだ。
通常は、商品やサービスなどを納品・提供した後に、クライアントから支払いまでの期間が長いと、資金繰りに困る。
そんな時におすすめなのがファクタリング。
ファクタリング会社は、売掛債務を買取って金額の支払いを行う。
もちろん、審査はある。しかしすでに立っている売り上げなので、銀行融資と違って審査が比較的簡単で、担保不要で資金を調達することができる。
急いで資金が必要な時などに非常に便利。
2社間取引? 3社間取引?

ファクタリングには、【2社間取引】と【3社間取引】が存在する。
この違いは、取引先に知られるか?手数料を安く抑えられるか?の違いに影響するのでファクタリングを活用する際は、必ず押さえておいてほしいところ。
2社間取引のメリット・デメリット
【クライアントに伝えずに利用できる】【資金化が早い】
これがファクタリング2社間取引のメリットて言えるだろう。
ただし、貸し倒れリスクも高まることから、審査が厳しいというのは現状だ。そして手数料が、高い。目安の手数料は10~25%。
2社間取引を行っていないファクタリング会社というのも存在する。だから必ず2社間取引が行えるわけではない。
3社間取引のメリット・デメリット
【手数料が1~5%と安い】
3社間取引の場合は、ファクタリング会社が売掛先から支払われる代金を直接回収するため手数料が安くなる。
ということは、クライアントに説明しなければならない。
その際に必要な書類準備や、説明同行えお行っているファクタリング会社もあるので是非、申し込みの際に相談してみるといいだろう。
ファクタリング会社の選び方・サービスの違い
ファクタリングがどんなものか分かれば、次はファクタリング会社の選び方。ここは、会社によってかなり差があるので選ぶポイントをお伝えしよう。
オンラインで完結or来社面談
オンラインで手続きが行えると、審査が早くその分、資金化も早くなる。
多忙で時間が取れないならオンライン完結型のファクタリング会社がおすすめ。
財務諸表もオンラインで送信でき、手書き書類、捺印も必要ない。
手元に、
- 財務諸表(PDFなどのデータ)
- 直近の入出金明細
- 本人確認書類
を用意しておけば大丈夫だ。
入金までの日数は必須のチェック事項
ファクタリング会社によっても、2社間、3社間によっても入金までの日数が違う。
会社によっては即日入金もあれば、入金まで数週間を要すところもある。
自社の状況によって、必ず入金までの日数は確認すること。
買取金額の上・下限のチェック
下限は数十万円~数百万円、上限は、1000万円~数億円とここは、かなりファクタリング会社で差が出るところだ。
まず、自社の債権の金額が取引可能か否かはチェックしておく必要がある。
手数料のチェック
取引形態にもよるが、もちろんファクタリング会社でも違う。
取引の最終に必ずもう一度再チェックを行おう。取引額が大きくなればなるほど、後々手数料の影響が大きくなる。
二重譲渡防止のための【債権譲渡登記】を行うか
二重譲渡防止のための【債権譲渡登記】を行うか選択できるか否かをチェックしよう。
債権譲渡登記を行うと、法的に売掛債権を法的に証明できる反面、閲覧しようと思えば誰でも閲覧できるので、銀行、クライアントが閲覧する可能性が出てくる。
ファクタリング会社おすすめ・比較
今後の事も踏まえ、急なつなぎ資金調達のための選択肢の一つとして自社に合ったファクタリング会社をベンチマークしておくことがおすすめ。
株式会社三共サービス 【業界最安手数料】【翌日現金化】

入金日数 | 翌日 |
取引形態 | 2社間、3社間 |
買取金額 | 最大1億円 |
オンライン完結 | ○ |
手数料 | 1.5% |
手数料1.5%と業界最安値でありながら、最短翌日現金化が可能。
しかも 銀行返済の条件変更中(リスケジュール)でも、赤字、債務超過でも 担保不動産、保証人がなくても利用可能。 全国対応のサポート体制があり、安心して利用できるというところがポイント。
メールで無料査定ができるので、ファクタリングを検討ならまず、三共サービスを検討してみることをおすすめする。
エフケーマネージメント 【24時間365日受付】【最短即日】

入金日数 | 即日 |
取引形態 | 2社間、3社間 |
買取金額 | 数十万円~ |
オンライン完結 | 来店もしくは出張、メール、電話 |
手数料 | 2社間8~20%、3社間3~7% |
24時間365日受付で且つ、赤字決算でもお申込み可能。全国対応で少額からでも利用できる。
数百万円であれば、即日現金化ができるというのが最大の特徴だ。
そして、2社間取引の手数料は、業界最低水準だ。お問い合わせはメールから。
ジャパンマネジメント 【医療、介護報酬対応】【個人事業主OK】

入金日数 | 最短1日 |
取引形態 | 2社間、3社間 |
買取金額 | ~5000万円 |
オンライン完結 | ー |
手数料 | 2社間10~20%、3社間3~10% |
ジャパンマネジメントの最大の特徴は、個人事業主でも利用できる事と、医療・介護報酬も対象にしていることだろう。全国対応。ジャパンマネジメントのページからファクタリング無料診断が行える。
えんナビ 【中小企業、個人事業主向け】【売掛先倒産リスク買取】

入金日数 | 即日~ |
取引形態 | 2社間、3社間 |
買取金額 | 30万円~ |
オンライン完結 | ○、出張も可 |
手数料 | 5% |
30万円からの買取を行っているので零細企業、個人事業主にはありがたい。
3社間取引しか行っていないが、手数料も固定の5%というのもいい。24時間365日対応で、しかも売掛先倒産リスクまで買取しているのはえんナビだけだろう。
OLTAクラウドファクタリング 【24時間以内審査】【面談不要】

入金日数 | 即日ないし翌営業日 |
取引形態 | 2社間 |
買取金額 | 下限、上限なし |
オンライン完結 | ○ |
手数料 | 2~9% |
OLTAの最大の特徴は、2社間取引での手数料の安さではないだろうか。しかも譲渡禁止特約付債権の買い取りも行っている。
OLTAのページで、想定審査通過率と請求書買取金額がすぐ算定できる。OLTAで一度審査通過率を見てみることをおすすめする。
年商1億円未満の中小企業および個人事業主へのファクタリングに注力している。
MSFJ 【個人事業主10万円~】【手数料1.8%~】

入金日数 | 即日 |
取引形態 | 2社間 |
買取金額 | 10万円~5000万円 |
オンライン完結 | ○ |
手数料 | 1.8~9.8% |
MSFJのファクタリングの特徴は、300万円までならネット簡単お申込みができることだ。
しかも、準備書類が、身分証、通帳コピー、発注書、請求書のみで審査が行われるのでファクタリング会社の中で一番準備書類が少ない。
手数料が1.8%~からとファクタリングの業界でもかなりの安値水準だ。
自社に最適なファクタリング会社を提案するサービス
これまでは、おすすめのファクタリング会社を紹介したが、自社に合ったファクタリング会社はどこか?と迷ったときに使えるサービスが【株式会社セレス ファクタリング10秒簡単無料診断】
株式会社セレス ファクタリング10秒簡単無料診断

ファクタリングを利用するにあたっての注意点
売掛金を債権として譲渡するファクタリングは、借入とは異なり、担保や保証人が必要なく、金利が発生しない資金調達方法。
だが、中には、債権を担保にしたり、法外な金利を請求してくるような悪質な会社も存在する。
・連絡先が携帯電話→電話をかけない
・2社間ファクタリングにはないはずの償還請求権がある→そもそもファクタリングではない
・会社住所が存在しない→Googleで調べる
契約前には、手数料などの請求額を書面で提示してもらい、内訳を確認。契約した際には、忘れずに契約書の控えを受け取り、内容もしっかり確認しておきましょう。
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