
努力して報われるのだろうか?

才能?努力?どっちが結果に影響を及ぼす?
今、結構のめりこんで、それなりに努力しているつもりだけどなかなか結果が付いてこない…この努力はいつか報われるのだろうか?
ビジネス・仕事にしろ、スポーツにしろ何か氏らに打ち込んで、それなりのリソースを掛けているにも関わらず、なかなか結果が出ない。しかも年単位で行っているにも関わらず。
そんな時に、このようなことを考えるのはごく自然なことだし、人は他の動物と違って“才能”の存在に気付いているので尚更でしょう。
そこで今回は、努力は報われないのか?報われるのか?はたまた、才能が重要なのか?これまで多くの人を見てきた経験からそこで得た結論をお話ししていきましょう。
きっと共感していただけると思います。
この記事を書いた私は…
これまで、理学療法士としてアスリートを、また経営者として様々な従業員を見てきました。そこでプロ野球選手になった人や、経営者になった人、はたまた、もがき苦しんでいる人…たくさんの人に出会った経験があります。
努力は報われない?才能と努力どっちが重要か?
その分野で才能がある人が努力をしたら、それはもちろん無敵でしょう。
【努力】があって【才能】ではなく…
【才能】があってさらに【努力】が最強なのは事実です。
そして、そこには大きく環境を含めた【運】の要素も左右します。
というのも、個人には確実に良くも悪くも“差”があるからです。
ウサインボルトがマラソンで金メダルを目指していたらどうなった?
結論、まったく無名で終わっていたでしょう。
なぜなら、マラソンで使う筋肉は、生まれ持ったある種の【才能】だからです。
もちろん短距離走で使う筋肉もまた【才能】です。
マラソンや持久力を要するスポーツで使う筋肉は“赤筋繊維”と呼ばれる筋肉。
一方、短距離走や野球など瞬発力を要するスポーツで使う筋肉は“白筋繊維”と呼ばれる筋肉。
これらの筋肉をどのくらいの比率で持っているのかは、生まれた時点、遺伝で割合が決まっています。
また、どちらかが多ければ、一方は少なくなります。
努力で逆転は、今の科学では無理です。
これを検査する遺伝子検査があるほどなので。
なので、世界で一番早く100mを走ったウサインボルトは、間違いなく生まれ持って“白筋繊維”の比率が高い体であることは間違いないです。
その体で、持久力を要するマラソンを行っていたら、100m走のように世界一になることは無かったでしょう。
遺伝的に赤筋繊維の比率が高く、さらにマラソンの努力を重ねてきた選手には到底及ばないです。
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なぜ、ボルトは100m走を選んだのか?
正直、この部分は環境を含めた【運】の要素だとも言えます。
どの分野に自分の才能があるのか、そこにたどり着けるのかは、なかなかコントロールしづらい部分です。
仮にウサインボルトが「走るのが好き!」という理由で、自身の体に合っていないマラソンを選択することだってあり得たわけです。
また、マラソンをせずとも、生まれたところがアマゾンの山奥で文明が発達していない環境であれば、そもそも“陸上競技”にすら出会ってなかった可能性すらあります。
ここに限っては、
“たまたま”短距離走を選択して
“たまたま”陸上競技を行える環境に生まれ育った
【環境・運】の要素です。
この世界には、ウサイン・ボルトよりも100m走に適した体を持っているが“たまたま”陸上競技や100m走に出会っていない人がいる可能性は、かなり高い確率でいるのでは?と思います。
またビジネスは、この要素が大きいといえます。
才能が有り更に努力して成果を収めた、多くのビジネスオーナーが、昨今の新型コロナウイルス騒動で痛手をおっています。
逆に、これが追い風になって成長したビジネスもあります。
“たまたま”選択したビジネスが、今回運命の分かれ目になったのではないでしょうか。
特に、追い風になったビジネスオーナーの中で、2019年時点の事業計画で、2020年のコロナ騒動を盛り込んでいた人は皆無でしょう。
【才能】ある人が【努力】しなかったら?
これに関しては、才能が劣るが努力する人の方が勝つかと思います。
あくまで掛け算なので。
例えば…
とある才能のレベルが100で、努力のレベルが10の場合、出る結果は100×10で1,000の結果。
一方、才能のレベルが60で、努力のレベルが20の場合、出る結果は60×20で1200の結果。
記憶力は最高に良いが、授業にすら出なければテストの結果は想像に易いです。
一方、記憶力は並みだが、寝る間を惜しんでテストに向け勉強すれば、前者に勝てる見込みはかなり高いです。
…とはいえ、才能ある者が、さらに寝る間を惜しんで結果を出しているのが世の常。
自分が勝てる分野は?について次の項で。
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全員何かしらの分野で才能がある
才能や環境・運には明確な【差】があることは事実。
あなたは持ち合わせていないが、他人は持ち合わせているものが確実にあるということ。
逆に、他人は持っていないが、あなたには持ち合わせているものがある、というのもまた事実。
まさにこれこそが【差】です。
何も、あなたが持っていないものだけが【差】ではないです。
あなたは持っているが、他人が持っていないものも【差】であり、そこに勝機があります。
また、個人間には確実に何かしらの差があるので、確実にあなたにも他人に持っていないもの(=才能)はあります。
才能を簡単に見つけ出す唯一の方法とは
とにかく、面白そうだ!と思ったものに手を出していくことに限ります。
どこに、【自分には持っていて、他人には持っていないもの】があるかわからないからです。
すぐに見つかるかもしれませんし、見つけるのに年単位の時間がかかるかもしれませんが。(これまた運の要素も強い。)
興味を持ったもので、少し時間をかけただけで、予想外にいい結果を出せたものは、運・才能がかなりあるかと思います。
そこに自分のリソースを割けば、さらに良い結果がもたらされるでしょう。
もちろん、大抵の場合そうはいきませんが、数打てば出会うはずです。
記憶力を使うものかもしれません。
忍耐力を使うものかもしれません。
単純作業かもしれません。
速く走ることかもしれません。
人に上手く説明することかもしれません。
人の話を聞いて満足させることかもしれません。
ゴルフかもしれません。
裁縫かもしれません。
…などなど、どの分野で力を発揮するのか正直やってみなければわかりません。
自分より才能が有り、さらに努力している人には勝てないです。
が、しかしあなたの場合も一緒。
あなたに才能が有り、さらに努力をしているとなかなか他人は追いつけないでしょう。
ただ、少しだけやってみて、いい結果や他人と劣らない結果を出せるもの。
それが、あなたの才能であり、努力すべきものなのかもしれません。
あなたはまだ、なにかしらの【才能】 に対して【努力】すらしていない人、なのではないでしょうか?
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結論!
Q1.努力は報われないのか?
A1.才能が有れば報われる
Q2.才能と努力どちらが大事か?
A2.まず才能があること。さらに結果を出すには運、そして努力をそこに掛け算すること。
Q3.才能はどうやって見つけるのか?
A3.興味のあるものにとにかく手を出す。そして意外といい結果、他人と遜色ない結果が出たものは脈あり。
【結論】
あなたはまだ、なにかしらの見いだせていない【才能】 に対して【努力】すらしていない人!才能を見つけよう!
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